ボランティアの方々の目まぐるしい活躍によって成り立っているこのイベント。
ゴミを無くそうと活動しているボランティア団体『101点室 天使の羽プロジェクト』。
会場を盛り上げるクラウン。等々。
しかし、ボランティアの方々の力だけではどうにもならないこともやものようにあるはず。
自分は今、ECOについて考え、そして活動している。
大道芸の開催時期には仕事の都合上行かれなかったが、大道芸が終わった翌日早朝、会場に足を運んだ。


一見見事に片付かれたと思える会場も、よくよく見ればゴミだらけ。。



決して粗探しで撮影したわけではないのだが、所々に目がついた。
天使の羽根プロジェクトでのゴミ軽減活動も、リサイクル率は30%をいかないそうです。
(誤解のないように申し上げるが、いくら分別しても汚れていたりするとリサイクルできないものもたくさんあるようなのでなかなか排出ゴミからリサイクル率を上げるのは難しいそうです。)
となると、APバンクで使用されているような繰り返し使える容器を利用するとか、出店業者からの排出ゴミを減らすとか。
とにかく、これだけの規模になればなるほどなかなか小回りが効かなくなるものです。
ここまで来ると、仕組みでなんとかなるレベルではない気もしますが、そこをあえて取り組んでみれば新しいビジネスチャンスも生まれるものとおぼろげながら思います。
とにもかくにもまずは、一人一人の意識から。
いつもお世話になっている先輩からこんなお話を良く伺います。
『アワビの養殖所において、品質の良いアワビを育てるのに一生懸命考えた。
養分豊富な海があればアワビもきっとうまくなる!
でも、どうやって養分豊かな海が出来るんだろう?
海の水は川から流れてくる。
そうだ!川だ!川にいっぱい魚が住めるようなら、きっと海も豊かな海になる!
でも、どうやって魚いっぱいの川になるんだろう?
川の水はどこから流れてくる?
川に水は山から湧き水として流れてくる。
そうだ!山だ!山が豊かなら、きっとキレイで魚のいっぱい住む川になる!』
こうしてここのアワビ養殖業の方はうまいアワビを作ることに成功したそうです。
一見畑違いのように思えることでも、元をたどればつながるものがあるはずです。
もっと根底から考え直さなければならない気がします。
例えそれが時間を要するものだとしても。