祖母からこんな事を言われた。
「あんたっち子は、お小遣いあげても、なんだかあんまり喜ばないね」
これには少々考えさせられた。
ありがたいことにいろんな方々からお小遣いをいただいており、その都度、こども達には自分専用の貯金箱にしまうようにいっている。
小学生になる長男坊にはお小遣い帳を記入させている。
が、そこからが問題なのかもしれない。
子供が欲しがるものと言えば、お菓子やジュース、ゲームソフトやカードゲーム。
お菓子は家にいつもある状態なので、そこから食べて満足している。
ゲームソフトは金額がたかいので親の許可なくして勝手に買わせない。
カードゲームも夢中になりすぎて買い控えさせている。
考えてみると、自由に子供が使えるお金を親が抑止しすぎていたのかもしれない。
確かにある程度は抑止しなくては、特に小学校時代などいえよう。
しかし、考えてみれば度が過ぎていたのかもしれない。
使い方を、『使うこと』によって学ばさなくてはいけないのだと思った。
せっかくおばあちゃんからお小遣いをいただいても、その価値、そのありがたみ、その喜び、そういったものをキチンと教えなければならないと気付かされた。