前々から予定していたことなのだが、なにせ週末ということもあり、パン作りもおかげさまでてんてこまい。
それでもなんとか開演ギリギリに会場に着くことが出来た。
そもそも女性経営者の方々が様々なネットワークを自分たちで構築しようとしているグループこそが、静岡商工会議所シーズネットワークさん。
結成して20周年という節目の年に、それこそ、静岡商工会議所シーズネットワークさんにもっともふさわしいと感じられた講師が、今回の講演者、《女性の品格》の著者、板東眞理子さん。

私もこの日のために、親戚から《女性の品格》をお借りして読んだ。

今だからこそ読んで、あ~~。まあそうだよな~。
とうなずけることがほとんどであるが、
当時としては《女性の品格》としてわかりやすく紐解いたこの本には、なにか響くものがあったのであろう。
講演された内容については《女性の品格》でお書きになった内容を交えながらだったので事前に読んできた私には非常に分かりやすいものでした。
話はチト飛ぶが、前々から疑問に思っていることがあるのが《男女平等》。
語弊があると困るので解説させていただく必要があるね。
あまり良い例が浮かばないが、
女性は男性の言うことだけ聞いてればいいんだ~!というのは言うまでもなく間違い。
どんな職場だろうが、どんな家庭だろうが、そもそも男と女と区別することが間違いであり、突き詰めるのであれば男性の間でも、女性の間でもそれぞれの個人が存在する。
一般的には世の中には2つの性別しかいないからそんな表面的な問題から解決提唱を打ち上げたのであろうが、もっともっと言えば上記でも述べたように個人の平等が存在しなければならない。
この平等というワードもあやふやな言葉で、果たして適切かどうかは疑問であるが。
とにかく人は1つの小さな歯車と考えるべきだと私自身は思う。
人は一人では生きられない。
そんな事言われ続けて早何世紀が経つのでしょうか?
歯車に小さいも大きいも関係ない。
そもそもそれが個性であり能力であり。
大きければいいというわけでもないし、小さければいいというものでもない。
だが、物事を進めていく中で必ず基軸となる中心が存在する。
そのギアーを中心に周りの歯車が回り出すだけの話し。
そんなこと、今さら私が言うことでもないとはおもうが、そんなことが見えてくる。
とするならば、
女性が社会で活躍すること=暴慢な態度をする男性(あくまで悪い例だが)
とは決してならない。
またしても抽象的な言葉ではあるが、《女性らしさ》が基本と有り、そこから先がつまりは平等の世界であり、個性が活かされるべき社会であるとおもう。
そんなことを会場で板東眞理子さんのお話を聞きながら自分なりに解釈したことだ。

と、勝手に解釈はしてみたものの、
やはり女性が社会人として活躍できる場を!と、訴え続けてきた先駆者としての板東眞理子さんこそが、一番の女性の品格者として鏡のような方だと感じずにはいられませんでした。
とにもかくにも、、静岡商工会議所シーズネットワークさんの創立20周年おめでとうございました♪