直接店に、県から案内状が来たわけだが、ウチの店のホープと一緒に参加。
県がどういった主旨で開催したのかはいまいち不明解なところがある。
というのが、まず前提にあり、少々期待通りとは行かなかった。
というのも、前々から言っていることだが、確かに米粉のパンはもちもち感と腹持ちの良さが特色の1つである。
が、それはあくまでも特色の1つであり、魅力ではない。
私の考える理想の米粉パンは、小麦アレルギーの方でもパンが食べられる!
と言うことに尽きると考える。
小麦アレルギーの反応物質はグルテンと呼ばれるネバネバ物質。
今回の米粉パンの講習会で使用したものは、グルテン入りのミックス米粉。
そもそも、グルテンが入っていないとパンが作れないかと言えば、今の技術では、パンと言うにはほど遠いモノである。
いや、正確には我々には無理なだけであり、噂ではグルテンの代用品があるとも言われている。
昨今、アレルギー体質の方が本当に増えている。
玉子・牛乳に始まり、今では小麦粉・お米のアレルギーの体質の方も増えてきた。
そんな折、ここ5~6年くらい前から一般的に認知されはじめてきた米粉パン。
小麦アレルギーの方にとって救世主と思いきや・・・・。
焼きたてのもちもち感は、確かに小麦パンではなかなか出せないモノであるが、果たして消費者がどれだけ求めているのかは、未だもって手探り状態。
グルテンの入らないおいしい米粉パン。
それこそが本当に私が求めている究極の米粉パンだと思う。
そのために、これからも努力を惜しまない。
もちろん普及に関しては行政のバックアップも、今回同様二人三脚で行う必要があると思うのだが。
今後に期待だ!
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