地域シゴトの学校 8日目(世田谷ものづくり学校編)

こんなに延々と書いているが、ほとんど自分への覚え書きみたいなもの。

つまらん。と思う方も多いはず。今しばらくのご辛抱を。m(_ _"m)

さて、今回の視察の最終目的地《IID 世田谷ものづくり学校

年々増加する学校。

過疎化によるもの・合併によるもの。その理由は様々。

静岡県もまた然り。

ちなみにここIID 世田谷ものづくり学校は民間義業としては都内初。

全ての校舎を借り受けて、デザイナーを中心とした入居者を募集し運営している。

静岡市にも駿府城のお堀に《静岡市クリエーター支援センター(CCC)》が存在する。

入居者も様々なクリエイターの人達だ。地域シゴトの学校同期生にもここの入居者がいらっしゃる。

さて、ここ《静岡市クリエーター支援センター(CCC)》と、《世田谷ものづくり学校》。

根本的に何が違うのか。

それは、行政主体か、民間主体かだ。

この差はとてつもなく大きいらしい。

実際に静岡市クリエーター支援センター(CCC)を視察しに行ったことがないのでなんとも実感としてはないのだが、入居者Sさんの視察の感想を伺ってもその差をうかがい知ることが出来た。

色々と質疑応答の時間もあり、書きたいことは山のようにあるのだが、1つ書くとすれば、この学校はコミュニケーションの宝庫だということ。

もちろん、意図的に地域住民と交流を深めるために入居者協力の下ワークショップを定期的に開いたり、つい最近では小学校のおばけ屋敷大会の会場になったりと様々。

ちなみにここに入居する条件として、これら「ワークショップやイベント関係に協力していただける方」が条件というのだからおもしろい。

その他、意図していなかったコミュニケーションも生まれたという。

事務局からの案内(お願い等)は直に顔を出しに伺う・レトロなサッカーゲームでのコミュニケーション(?)。

当たり前と思われることだが、学校という特殊環境が入居者同士のコミュニケーションを円滑にしている要因なのだろう。

(言っていることよく解らないと思うが、スイマセン。。。)

ここでは写真撮影等々のウェブアップは禁止されているため報告はこれまでだが、一斤3000円の食パンが売られているがこの学校内にあったとは知らなかった。。

一斤3000円って。。。(-”-;)

噂には聞いていたけれど。

どうなの?  


Posted by monpa. at 2008年09月27日15:39

地域シゴトの学校 8日目(世田谷アートフリマ編)

副館長さんのお話を伺いながら向かった先は、三軒茶屋と世田谷の狭間に位置する大きな建物《キャロットタワー》

その名の通り、ニンジン色のとっても高い建物。

ちょうど2008年9月20日(土)~2008年9月21日(日) 開催のアートをテーマにしたフリーマーケット

アートフリマが開催されていた。

ちょうどこの時期を見計らって視察の計画を組んでくださった学校関係者の方。

本当にありがとうございます。m(_ _"m)

フロアーの3階・4階・5階の三フロアー全体がフリーマーケット会場と言うのだからスゴイ。

普通のフリマとは違い、ワークショップも併設させているブースがいくつかある。

これは羊を始め、色々な動物の毛を糸にしているところ。


色々な毛を触ってみたが、ワラビーの毛が驚くほどフワフワだった。

足こぎの道具を使い、糸の太さ等を調整しながら引っ張り糸にしていく。


自分がやったらきっと途中で切れちゃうんだろうな~。

さて、次に向かった先のフロアーが今回のフリマのメイン会場と言えるだろう。

ものすごい人出ごった返しだ!!

アートフリマと聞いて、美術品?絵画?とか思った方も多いと思う。

実際に私もその一人。

が、よくよく出展品を見てみると、《手作り品》という解釈の方が当てはまる。

それでも所々にこういったアート系の展示品もさりげなく(?)置かれていた。

その他にも変わった楽器が売られているお店があったり、可愛い手作りのブックカバーなどもたくさん売られていた。

会場内に設営されていた野菜たっぷりのカレー屋さん。

フリマの見学時間も限られていたので、同期生と数名で食べたのだが・・・・。

う、うまくない。。(-”-;)

写真では美味しそうに撮れているのだけれど。。


ショック。。

さて、気を取り直し、買い物などで楽しむだけともいかないので、今回のフリマの実行委員であられる方にお話しを色々とお伺いさせていただきました。

あっ!今になってお名前聞くの忘れておりました。。反省。

(掲載承諾済み)

このアートフリマは、世田谷工房さんが企画したのですが、NPOの方々や、地元企業の方々の力により運営されている。

ちなみにこの気の優しいお方も地元企業のお一人だそうで、このアートフリマの実行委員であられます。

会場内の旗やPOP等はほとんどが手作り。

予算もあまりということもあるでしょうが、アートフリマに携わる全ての人達が協力して会場の設営に取り組むためなんとかなるですって。

主の収益は、各ブースの出展料や、実行委員のグッツ販売の売り上げがほとんど。

グッツっていうのが、この方が抱いている世田谷のキャラクター《せたがやじん》。

意外に可愛い(笑)

さて、フリーマーケット自体どこでも行っているのだが、ここが何故これほどまでに盛況なのか。

ちなみにこのキャラクター《せたがやじん》はアートフリマが開催されてから翌年に誕生したそうです。

初年度から3年間ほどは、言い方が悪いかもしれませんがボチボチだったそうです。

それでもだんだんとマスメディア等々に掲載されるようになり広まったとか。

もっとそういうことでなく、深く突っ込んだお話しをお聞きしたかったのだが。。。。

質問の仕方が悪かったのか、これは自分の反省すべき点だ。(メモメモ)

もう少しだけつづく。  


Posted by monpa. at 2008年09月26日16:47

地域シゴトの学校 8日目(世田谷文化情報センター編)

地域シゴトの学校 8日目

2008年9月21日(日)

この日は総勢30人以上もの地域シゴトの学校関係者と共に、世田谷へ視察。

向かった先は《世田谷文化情報センター 生活工房》と、《IID 世田谷ものづくり学校》の二カ所。

そもそもこの学校の主旨が「デザイン・アートで静岡の街を良くしていく!」のため、デザインやアートでのまちづくりがもっとも進んでいる世田谷へ行き、肌で感じてこようというのが今回の目的。

半分遠足気分(?)で早朝のバスに乗り込んだ。(す、スイマセン。。)

まずは明治外苑絵画館駐車場にて副館長さんに世田谷文化生活情報センターの概要について伺った。


現在、世田谷文化財団は指定管理者制度を平成18年~21年まで受けている。(参考HP

そのため、夏頃まで次回申請のため非常に忙しかったが、現在は資料等々も提出し報告待ちだとか。

指定管理者制度を受けるに伴い、良い面も悪い面もお聞きすることが出来た。

生活工房では年間、様々な企画を提案している。

だがその企画ももちろん、《暮らしのデザイン》をコンセプトにしていることについて決してぶれることはない。

《暮らしとアート》《いのち・環境》《こどもは社会のたから》《世界への目》《おとことおんなのパートナーシップ》《地域をつなぐ》向学心豊かな大人のために》《生活工房が発信する上質ギャラリー》

これら全て、2007年に行った企画&ワークショップ等々だ。

それも全て、デザインやアートが組み込まれている。

年間行事が毎年同じように組まれているわけではない。

毎年違うものを企画するというのだから驚きだ。

もちろん人気企画等々は継続的に行っているが。

そのなかで、毎年大人気の企画《アートフリマ

ちょうど私達が行った期間、アートフリマの真っ最中♪

副館長の話をバスの中でききながら、一行はアートフリマが開催されているキャロットタワーに向かった。

つづく。  


Posted by monpa. at 2008年09月25日19:19

地域シゴトの学校 7日目

地域シゴトの学校 7日目

2008年9月16日(火)

長い長い休み明け。約一ヶ月ぶりの地域シゴトの学校でした。

この日は講師にアートNPO”DANCE BOX”代表であられる大谷燠氏をお迎えしての講演会でした。

ダンスと聞いて、ヒップホップやバレーなどを思い浮かべそうなものですが、講演の冒頭から現代ダンスの映像を見せていただいた。

正直言って衝撃的!!!

いつもなら良い意味で驚くところだが、今回ばかりは見ていて不快にさえ感じられた。

大谷さんスイマセン。これが今回私が感じた素直な感想です。

舞踏って知ってます?

私もどこかでチラッとテレビか何かで見たことがあるのですが、意味がわからずすぐにチャンネル変えてしまったのですが。

全身白ずくめで奇怪な動きをダンスで表現しているらしいのです。

今回見せていただいた現代ダンスが、それに部類されるらしいのですが、イマイチぴんと来ませんでした。

(きっとこの記事読んでいる人も、よくわかっていない私が書くのですから理解できないかも。。)m(_ _"m)

ただ、アートを表現する人がいて、何かのメッセージを見ている人に託す。

見る私達はその表現されたアートを読み取り、そして言葉に表現する。

これをアートリテラシーと言うらしい。

今の私にとって感受することさえもままならないのに、それを言葉に表現することなど・・・・。

つまりは大谷氏は、小さい頃からなにかを体で表現したり、感受したりする経験が浅すぎると。

今の時代、パソコンでの作業がもっぱら多い現代人。

子供もまたしかり。

そこで大谷氏が代表で務めるNPO DANCE BOXでは、

NPO+市民+行政+企業+教育機関連携の元、アートを普及させようと活動しているそうだ。

学校に入学して初日から《アート》という言葉が幾度となく出てきているが、自分自身の中で《アートとは》が、いまいちわかったようなわかんないようなである。。

こんなことで本当に最終プレゼンまでたどり着くことが出来るのか、自分自身大分不安だ。

ことろで!

今回も講師である大谷氏を囲んで夜学にも参加。

実は今回の夜学にはちょっとしたサプライズが用意されていて。

同期のなかぴんさん発案の元、我らがチーフコーディネーターであられる甲賀さんのハッピーバースデーをお祝いしようと用意されていたのでした。

なかぴんさんが似顔絵ケーキと花束用意してくださり、みんなでハッピーバースデイの大合唱♪

おめでとうございます~甲賀さん!!^(ノ゚ー゚)ノ☆パチパチ☆ヾ(゚ー゚ヾ)^

そんなこんなで今宵も楽しい夜学でした。

さて、次回は日曜日に世田谷文化生活情報センター生活工房や、IID世田谷ものづくり学校へ見学に一日かけて視察に行ってきます。

こちらも初めての経験ですごく楽しみ。

ほんと、この学校に入って毎回初めてづくし。

まだまだこんな初めてがいっぱい待っているだろうな~  


Posted by monpa. at 2008年09月17日18:34

いまここにある風景

昨日1日は映画の日。

地域シゴトの学校での課題映画の1つと言うこともありシネ・ギャラリーで《いまここにある風景》を観てきた。

もっと観に来ている人がいるかと思ったのだが、同じ時間帯で上映している《百万円と苦虫女》とエライ違いで閑散としていた。

10人もいなかったと思う。

まあ~ゆっくり観られるのでそれはそれで良し。

課題映画と言うこともあり、チラホラと映画の雰囲気は聞いていた。

映像と、写真のスライドがほとんど。

時折、写真家のエドワード・バーティンスキー氏によるコメットが入るのみ。

夕飯を食べた後に見に行ったのが間違いだった。。

少々気を失いかけた部分もあったのが反省点。(でも、本当にちょっとだけです。ん?言い訳?)

副題にもあるが、「これは、地球の壊されかたか。それとも人類繁栄の足跡か。」

まさにその通りの内容であった。

これをどうとらえるかは、見ている人にゆだねられる。

舞台は中国。

オリンピックを無事に終了し、世界に様々なアピールを遂げた中国。

その急激な成長は手に取るように伝わってくる。

だが、その背景には。。。

繁栄の裏には必ずそのことにより犠牲を払われるのがよくわかる。

それは決して望ましいことではない。

だが現実はそうもいかない。

それでも限りなくそうでない方向に進めなくてはならい。

それが、今学んでいる《デザイン》と言うことなのだろうか。

今は漠然としかわからない。  

Posted by monpa. at 2008年09月02日09:52