忘れていた大切なもの

先日まで、静岡松坂屋で行われていた「高橋まゆみ創作人形展(故郷からのおくりもの)」に休みの日に行ってきた。

私は知らなかったのだが、この道ではかなり有名な方らしい。

当社のスタッフさんも、この方の大ファンだとか。

「いいよ~いいよ~♪」

と、妻に話していたので妻も行きたくなったらしい。

早速次の休みの日に行くことにした。

人形の基礎は粘土(だったと思う。。)。

特徴は、その上から見事に重ね作られた布。

洋服はもちろん、小物まで。

そしてなんと言っても人の皮膚。

独特な高橋まゆみさんの《人間表情》を、布を使用することによりなんとも暖かいく表現している。

言葉にしようとしても適切な言葉が見あたらないのだが、作品を見た人の、どこかなつかしさや、経験したことがなくともDNAが教えてくれる日本の、日本独特の暖かみ。

そういった表現が適切かはわからないが、心洗われたのは確か。

「若い子達はあんまり行かないよ~」

とはスタッフさん言っていたみたいだけど、会場は意外とたくさん若い女性がいらっしゃいました。

(私達も含め)

全国各地を巡っては作品展を行っているみたい。

展示会のサブタイトルには「忘れていた大切なもの探しにいきませんか。」と書かれてあった。

街に出て、人混みにまみれるのはやっぱり疲れるけれど、この作品を見ているときの充実感でいえば最高の休日であった。  

Posted by monpa. at 2008年09月01日14:59